“ステーション”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:すてーしょん
語句割合
停車場97.6%
給油所2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日あすは茫漠たる那須野なすのはらを横断して西那須野停車場ステーション。ここで吾輩は水戸からの三人武者と共に、横断隊に別れて帰京の途に着いた。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
停車場ステーション前へ出た。往来の両側には名物うんどん、牛肉、馬肉の旗、それから善光寺もうでの講中のビラなどが若葉の頃の風になぶられていた。
岩石の間 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
両者の通過した時間と距離を考え合わせると少女がこの給油所ステーションと自宅の間を三分の二まで行かない内に、自動車に追い抜かれたろうという、シッド・ハッジスの推定である。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)