“ショール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肩掛75.0%
襟巻25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思い入りてながむれば、白き肩掛ショールをまとえる姿の、今しも月光のうちより歩みで来たらん心地ここちすなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
肩掛ショールだの、いろんな*11ロブロンだのという、碌でもないものを買ってやるためで! それも何がためといえば、シドローヴナとか何とかいうどこかの阿婆ずれ女に
彼女は彼の一喝に身動きもなし得ず、例の緑色の襟巻ショールをかぶったまま、部屋のまんなかにとり残された。こう思うと、彼は一瞬間そこに立ち止まった。
ソーニャは襟巻ショールをとって、それを頭にかぶった。それも緑色のドラデダームの襟巻ショールだった、おそらくいつぞやマルメラードフが話した例の『家族用』のものらしい。