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肩掛
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ショール
ふりがな文庫
“
肩掛
(
ショール
)” の例文
マダーム・ドファルジュは寒がりだったので、毛皮にくるまって、その上、首の周りには派手な
肩掛
(
ショール
)
をぐるぐる巻きつけていた。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
そう言いながら、彼はそこから
肩掛
(
ショール
)
だの、ハンカチだのを、まるで自分の
旅行鞄
(
トランク
)
からでも取り出すように無頓着に曳っぱり出したものである。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
思い入りてながむれば、白き
肩掛
(
ショール
)
をまとえる姿の、今しも月光のうちより歩み
出
(
い
)
で来たらん
心地
(
ここち
)
すなり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
肩掛
(
ショール
)
だの、いろんな
*11
ロブロンだのという、碌でもないものを買ってやるためで! それも何がためといえば、シドローヴナとか何とかいうどこかの阿婆ずれ女に
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
されど解きても
融
(
と
)
け難き一塊の恨みは深く深く胸底に残りて、彼が夜々ハンモックの上に、北洋艦隊の
殲滅
(
せんめつ
)
とわが
討死
(
うちじに
)
の夢に伴なうものは、
雪白
(
せっぱく
)
の
肩掛
(
ショール
)
をまとえる病めるある人の
面影
(
おもかげ
)
なりき。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
肩
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“肩掛”で始まる語句
肩掛革包