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シダ
ふりがな文庫
“シダ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
しだ
語句
割合
羊歯
66.7%
信太
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羊歯
(逆引き)
こうやって、若々しい楓の枝かげに、
芽
(
メ
)
を出したばかりの春の
羊歯
(
シダ
)
の葉に飾られてある壕は風雅ですが。十分深くもあるようですが。
獄中への手紙:11 一九四四年(昭和十九年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
削り掛けの一種に
接骨木
(
ニハトコ
)
や竹にさす削り花のある其らしく、同じ糸にたぐり寄せられる物には、楢の木の
殺
(
ソ
)
ぎ口を丁字形に切りこんで
羊歯
(
シダ
)
の葉を挿し
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
シダ(羊歯)の例文をもっと
(2作品)
見る
信太
(逆引き)
此幡が、今様の旗でないことは、
信太
(
シダ
)
の国の地名譚のしでと云ふ語から見ても知れる。
幣束から旗さし物へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
黒坂命葬送の様は、赤幡・青幡入り交つて、雲虹の様に飜つて、野や路を照したので時の人、
幡垂
(
ハタシデ
)
の国と言うたのを、後人が、
信太
(
シダ
)
の国と言ふ様になつた(常陸風土記逸文)とある。
幣束から旗さし物へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
シダ(信太)の例文をもっと
(1作品)
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