“グ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萬法藏院の晨朝ジンテウの鐘だ。夜の曙色アケイロに、一度騷立サワダつた物々の胸をおちつかせる樣に、鳴りわたる鐘のだ。イツぱし白みかゝつて來た東は、更にほの暗いれの寂けさに返つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
雪朝の明けれ 冴ゆる窓のした。凍て雪を踏む兵の 靴音
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
おなじ小観念を示すものに、(<)がある。鳥小堀・魚小堀など言ふ地名がある。首里の「とんぢよもい」、那覇東村の旧地「うをぐぶい」など発音する地が其だ。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)