“キレ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:きれ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車の前に出てゐるキレの、簾下スダレシタといふべきを下簾シタスダレと言ひ、岡の傍で岡片ヲカガタとも言ふべき所を片岡と言ふ。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
それが可なり近代まで、一枚の美しいキレで出来て居たことの理由である。人は此をてすり即、欄干と言つた説明を胸に持つて居るであらうが、私にはまだその簡単な解説に同感する気がない。
鷹狩りと操り芝居と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)