“カトリツク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
加特力40.0%
加特利40.0%
加持力20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三、文中加特力カトリツク教の語多し。印刷成れる後、我國公教會の定譯あるを知りぬ。而れども遂に改刪かいさんすること能はず。
レニンの病気もその後悪いさうだが、追つかけ死ぬだらう。臨終の近くに誰かがどういふ言葉かを掛けるだらう。それが所詮しよせん希臘ギリシヤ加特利カトリツク教の儀式の代弁ならつまらぬなどとも私は思つた。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
加持力カトリツクの儀典、行列から離れて、授戒會の儀式を離れて、而かも尚蒸々たる衆生は、神人を忘るる底の莊嚴なるゑひを、そも何れの經典から搜し出さうとする。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)