“エレベーター”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:えれべーたー
語句割合
昇降機57.1%
吊籠14.3%
昇降器14.3%
自動昇降機14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金の立像を抱へて昇降機エレベーターにのつたが、その下降につれて陶然と掏摸といふ職業的な恍惚感にひたつた。
小熊秀雄全集-15:小説 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
しかし新聞には彼の言わないことばかり出るといって、召使用昇降機エレベーターのなかで非常に悄気しょげている記者を私は見たことがある。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
「ヘッヴ・ハウ! 捲け捲け! ヘッヴ・ハウ・ハウ捲け捲け」と掛声勇ましく、吊籠エレベーターを引きあげるのであった。
吊籠と月光と (新字新仮名) / 牧野信一(著)
身軽だからというので二人を一緒に吊籠エレベーターに載せて、僕は、鍵を外しハンドルを執った。そして、おもむろに降って行く箱の調節をとるべくハンドルを廻しながら、
吊籠と月光と (新字新仮名) / 牧野信一(著)
女性の人格者としての価値は決して、同じ昇降器エレベーターに乗合わせた男子に脱帽させる、その脱帽と云う形式で付けられるものではございません。
C先生への手紙 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
しかしそれは見違いかも知れませんが、どうも自動昇降機エレベーターの前で見た男の姿に似ていたようでした。
蛇性の執念 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)