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インキつぼ
ふりがな文庫
“インキつぼ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
墨汁壺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墨汁壺
(逆引き)
『水汲むギリシヤ少女』と云ふ名画の写真や
一重芍薬
(
ひとへしやくやく
)
の艶なるを
掴
(
つか
)
み
揷
(
ざ
)
しにしたる水瓶など筆立や
墨汁壺
(
インキつぼ
)
に隣りて無雑作に列べらる。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
主人は
墨汁壺
(
インキつぼ
)
のやうな真つ暗な
部室
(
へや
)
にもぐもぐしてゐたが、客が来たと気がつくと、のつそり立つて往つて、蝋燭に
灯
(
ひ
)
をつけた。蝋燭は
黄疸
(
わうだん
)
病
(
や
)
みのやうな黄色い光りを
四辺
(
あたり
)
に投げた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
インキつぼ(墨汁壺)の例文をもっと
(2作品)
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