“をりあしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
折惡敷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
始として加茂北野金閣寺其外遊所いうしよはもとより人立しげき方へ行ては尋ぬれども此處にも更に手掛りなく彼是と半年ばかりも暮しけるうち或日あめつよふりて流石の忠八も此日は外へも出ず宿屋に一人徒然つれ/″\に居たりしに此家の亭主出來いできたり偖も折惡敷をりあしき雨天にてお客樣には嘸かし御退屈ごたいくつならんと下婢げぢよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)