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わにぐち
ふりがな文庫
“わにぐち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鰐口
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鰐口
(逆引き)
桜井の家は
蓮正寺
(
れんしょうじ
)
の近所で、お
詣
(
まい
)
りの
鰐口
(
わにぐち
)
の音が
終日
(
しゅうじつ
)
聞こえる。清三は熊谷に行くと、きっとこの二人を訪問した。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
親分の勘兵衞は五十二で、
鰐口
(
わにぐち
)
に
丁髷
(
ちよんまげ
)
を
結
(
ゆ
)
はせたやうな
醜男
(
ぶをとこ
)
だが、妾のお關は二十一、
搗
(
つ
)
き立ての餅のやうに柔かくて色白で、たまらねえ愛嬌のある女だ。
銭形平次捕物控:215 妾の貞操
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とお世辞だか忠告だか非難だか、わけのわからぬ事を人の陰に顔をかくして小声で言う者もあり、その中に、上方からくだって来た
鰐口
(
わにぐち
)
という本職の角力
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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(25作品)
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