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ろくまく
ふりがな文庫
“ろくまく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
肋膜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肋膜
(逆引き)
勇助自身は自分の病気を
肋膜
(
ろくまく
)
の
痼疾
(
こしつ
)
だと云っていたが、そんなことを彼が自分でも信じていないくらいは、誰にも理解することができた。
溜息の部屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
第二回目は
肋膜
(
ろくまく
)
で、京橋の福田病院と赤十字病院に、両方で約五十日ばかりいた。この時には、今村先生は五六百円程払って下さった
筈
(
はず
)
だ。
骨を削りつつ歩む:――文壇苦行記――
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
殊
(
こと
)
に右の
腋
(
わき
)
の下が
疼
(
うず
)
いて、
肋膜
(
ろくまく
)
にでもなるのではないかと云う不安を感じたが、好い
塩梅
(
あんばい
)
にそれも数日間で直ってしまった。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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