“れんじごうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
櫺子格子50.0%
連子格子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高いへいの門をくぐると櫺子格子れんじごうしの表つきの一構えがあって、玄関の土間から裏口まで通り庭が突き抜けてい、わずかに中前栽なかせんざいの鈍い明りがさしている昼も薄暗い室内に
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
その店は、重畳の浪をき並べた甍。びた紋どころに緑青ろくしょうの噴いている銅板の表羽目、長煙管を持った花魁おいらんの二の腕までは差出されるが顔は出ない狭間に作られてある連子格子れんじごうし
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)