“れんがべい”の漢字の書き方と例文
語句割合
煉瓦塀100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煉瓦塀れんがべいや小さな溝川みぞがわかえでの樹などが落着いた陰翳いんえいをもって、それは彼の記憶に残っている昔の郷里の街と似かよってきた。
美しき死の岸に (新字新仮名) / 原民喜(著)
その坂の降り口に見える古い病院の窓、そこにある煉瓦塀れんがべい、そこにあるつたつる、すべて身にしみるように思われてきた。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それはちょうど牢獄ろうごくに監禁された囚人が、赤い高い煉瓦塀れんがべいのかなたには、絶対の自由がある。自分はそこでは自分の好む通りにすることができる。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)