“りたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
李湛33.3%
李旦33.3%
李誕33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楊秋ようしゅう李湛りたん侯選こうせんなど、かわるがわる離反りはんをすすめた。かの五旗の侍大将は、すでに馬超を見限っているもののようであった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即ち、韓遂は翌る日、幕下の李湛りたん馬玩ばがん楊秋ようしゅう侯選こうせんなどを連れて、ぶらりと、曹操の城寨を訪ねた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
船のことじゃが、三浦安針あんじんのフレガタ船(フリゲート。砲備した商船)に朱印状を添えて売りに出たのを、アンドレア李旦りたんという支那の頭人とうにんが買って作事さくじをし、来月の初旬に大波止おおはとから出る。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
将楽しょうらく県の李誕りたんという者の家には男の子が一人もなくて、女の子ばかりが六人ともにつつがなく成長し、末子ばっしの名をといった。