“らいはく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雷薄50.0%
来泊25.0%
来舶25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長史ちょうし楊大将ようたいしょう都督ととく長勲ちょうくんをはじめとして、紀霊きれい橋甤きょうずい雷薄らいはく陳闌ちんらん——といったような歴々がのこらず顔をそろえていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分の来泊らいはくを知らぬのかと思った賛之丞が、いつの筆法にもなく、腰をすえて、自分を返り討ちにしようとする手段に出て来たのも、三五兵衛には意外だったが、あの弱いのを嘆じているかたき
八寒道中 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その来舶らいはくするや、ただ西陲せいすいの一長崎のみなれば、なお書籍のとぼしきに論なく、すべて修学の道、はなはだ便ならざれば、いま隔靴かくかうらみを免れず。
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)