“よりとも”の漢字の書き方と例文
語句割合
頼朝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず、八月七日には、関東の伊豆に、頼朝よりとも義朝よしとも滅亡以来、絶えて久しく、このあめしたに見なかった白旗を半島にひるがえす。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吾人はその経歴や功績を見てたどるべき道を知る、前弁士は清盛きよもり頼朝よりとも太閤たいこう家康いえやす、ナポレオンを列挙し吾人の祖先がかれらに侵掠しんりゃくせられ
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
重兵衛 その温泉場から遠くない、土肥といの杉山という所です。頼朝よりともが隠れたという大杉が先頃まで残っていましたが、今はもう枯れてしまいました。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)