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よぼし
ふりがな文庫
“よぼし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夜干
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜干
(逆引き)
ものの景色はこれのみならず、間近な軒のこっちから
棹
(
さお
)
を渡して、看護婦が着る
真白
(
まっしろ
)
な
上衣
(
うわぎ
)
が二枚、しまい忘れたのが
夜干
(
よぼし
)
になって
懸
(
かか
)
っていた。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここのおかみさんが
夜干
(
よぼし
)
にして置くつもりらしかった。その着物が自然にあるき出したのであった。
半七捕物帳:06 半鐘の怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夜干
(
よぼし
)
に敷いた網の中を、ひらひらと拾ったが、朝景色を
賞
(
め
)
ずるよしして、
四辺
(
あたり
)
を見ながら、その
苫船
(
とまぶね
)
に立寄って苫の上に片手をかけたまま、船の方を顧みると、千鳥は
啼
(
な
)
かぬが友呼びつらん。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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