“よどがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淀川95.2%
澱川4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淀川よどがわの水に流せばええじゃないかと人々の浮かれた声が戸外を白く走る風とともに聴えて、登勢は淀の水車のようにくりかえす自分の不幸を噛みしめた。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
しかし、せっかくできかかったものをやめてしまうのは、学者がくしゃのふめいよだというので、二、三にんのものは、淀川よどがわふねをうかべて、じっけんをつづけました。
むかしの『澱川よどがわ両岸一覧』という絵本に、これより少し上流に狐の渡しという渡船場があったことを記してわたりの長サ百十けんと書いているからここはそれよりもっと川幅がひろいかも知れない。
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)