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ようかんばこ
ふりがな文庫
“ようかんばこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
羊羹箱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羊羹箱
(逆引き)
海音如来のお守を
羊羹箱
(
ようかんばこ
)
の古いのへ入れて畑の中に埋め、今夜はお露たちが百両の金を持って来るから、其の前祝いだと云って、二人でさし
対
(
むか
)
って酒を飲んでいた。
円朝の牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
なるほどそこには白いキーと、黒いキーと、も一つ、
緑色
(
りょくしょく
)
に塗られたキーとが、重なりあって、
羊羹箱
(
ようかんばこ
)
を並べたように
艶々
(
つやつや
)
と並んでい、見馴れぬせいか、ひどく奇異な感じを与えていた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
疑
(
うたぐ
)
りのかゝるは白翁堂か
己
(
おれ
)
だ、白翁堂は年寄の事で正直者だから、
此方
(
こっち
)
はのっけに疑ぐられ、
家捜
(
やさが
)
しでもされてこれが出ては大変だから
何
(
ど
)
うしよう、これを
羊羹箱
(
ようかんばこ
)
か何かへ入れて畑へ埋めて置き
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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(3作品)
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