“ゆりいす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
揺椅子50.0%
揺椅25.0%
搖椅子25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揺椅子ゆりいすのなかにうづくまる移り気をそそのかして
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)
彼の談話に耳を傾けるよいふかしたのですが、いかに多くの人が押しかけても、彼のすわるべき場所は必ず暖炉だんろそばで、彼の腰をおろすのは必ず一箇の揺椅ゆりいすときまっていました。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二人の若い美しい女——何處から見ても令孃らしく見える——が、一人は低い搖椅子ゆりいすに、一人はもつと低い足臺の上に坐つてゐた。