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ゆくはる
ふりがな文庫
“ゆくはる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
行春
77.8%
逝春
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行春
(逆引き)
白き
家鴨
(
あひる
)
、五羽ばかり、一列に出でて田の草の間を
漁
(
あさ
)
る。
行春
(
ゆくはる
)
の
景
(
かげ
)
を象徴するもののごとし。
山吹
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
行春
(
ゆくはる
)
の港より鳴る
船笛
(
ふなぶえ
)
の長きこだまをおもひ出でなむ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ゆくはる(行春)の例文をもっと
(7作品)
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逝春
(逆引き)
もう海水浴も過ぎた頃なので
旨
(
うま
)
い魚を直ぐ食はせるところも見当らず、
逝春
(
ゆくはる
)
に和歌の浦にて追ひ付きたりといふ句境にも遠いので
仏法僧鳥
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
逝春
(
ゆくはる
)
に和歌の浦にて追い付きたりという句境にも遠いので、其処に夕がたまでいてO先生と別れ三人は那智の方に行く汽船に乗ったのであった。
仏法僧鳥
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
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