“逝春”の読み方と例文
読み方割合
ゆくはる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう海水浴も過ぎた頃なのでうまい魚を直ぐ食はせるところも見当らず、逝春ゆくはるに和歌の浦にて追ひ付きたりといふ句境にも遠いので
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
逝春ゆくはるに和歌の浦にて追い付きたりという句境にも遠いので、其処に夕がたまでいてO先生と別れ三人は那智の方に行く汽船に乗ったのであった。
仏法僧鳥 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)