“逝水”の読み方と例文
読み方割合
せいすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はこの月の七日なぬか、春雨さむきあした逝水せいすい落花のあわれを示し給いて、おなじく九日の曇れる朝、季叔すえのおじの墓碑と相隣れるところとこしなえに住むべき家と定めたまいつ。数うれば早し、きょうはその二七日ふたなぬかなり。
父の墓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)