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ゆきよけ
ふりがな文庫
“ゆきよけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雪除
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪除
(逆引き)
古代を
眼前
(
めのまへ
)
に見るやうな小都会、奇異な北国風の
屋造
(
やづくり
)
、板葺の屋根、または冬期の
雪除
(
ゆきよけ
)
として使用する特別の
軒庇
(
のきびさし
)
から
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
須永
(
すなが
)
の
家
(
うち
)
へ行って、用もない松へ大事そうな
雪除
(
ゆきよけ
)
をした所や、狭い庭を
馬鹿丁寧
(
ばかていねい
)
に枯松葉で敷きつめた
景色
(
けしき
)
などを見る時ですら、彼は繊細な江戸式の開花の
懐
(
ふところ
)
に
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
長い廻廊のやうな
雪除
(
ゆきよけ
)
の『がんぎ』(
軒廂
(
のきびさし
)
)も
最早
(
もう
)
役に立つやうに成つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
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