“やぶのうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
藪之内50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間もなく与茂七とお袖は宅悦の家から『藪のやぶのうち』と書いた提燈ちょうちんを借りて出て往った。其の時直助が出て二人の後を見送ってきっとなった。
南北の東海道四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
城下の坪井町、藪之内やぶのうち、京町、塩屋町しおやまちなどは、飛火を浴びて一円の火の海と化してしまった。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)