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やしまじぬみ
ふりがな文庫
“やしまじぬみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
八島士奴美
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八島士奴美
(逆引き)
彼はその生れた男の子に、
八島士奴美
(
やしまじぬみ
)
と云ふ名を与へた。八島士奴美は彼よりも、女親の櫛名田姫に似た、気立ての美しい男であつた。
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
櫛名田比賣
(
くしなだひめ
)
を
隱處
(
くみど
)
に起して
一
、生みませる神の名は、
八島士奴美
(
やしまじぬみ
)
の神。また大山津見の神の
女
(
むすめ
)
名は
神大市
(
かむおほち
)
比賣に
娶
(
あ
)
ひて生みませる子、
大年
(
おほとし
)
の神、次に
宇迦
(
うか
)
の
御魂
(
みたま
)
二柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
右の
件
(
くだり
)
、
八島士奴美
(
やしまじぬみ
)
の神より下、遠津山岬
帶
(
たらし
)
の神より前、
十七世
(
とをまりななよ
)
の神といふ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
八島士奴美
(
やしまじぬみ
)
がおとなしい若者になつた時、櫛名田姫はふと病に
罹
(
かか
)
つて、一月ばかりの後に命を
殞
(
おと
)
した。何人か妻があつたとは云へ、彼が彼自身のやうに愛してゐたのは、やはり彼女一人だけであつた。
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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