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やいづ
ふりがな文庫
“やいづ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
焼津
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焼津
(逆引き)
東海道ならば
由比
(
ゆい
)
・
蒲原
(
かんばら
)
・
興津
(
おきつ
)
の山々、
焼津
(
やいづ
)
に越える日本峠のように、汽車の響きと煙で小鳥をおびやかし、さらにいろいろの方法をもって捕獲を試みる所が、年を追うて増すばかりである。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
文久二年四月十七日、
伊豆国賀茂郡松崎村
(
いずのくにかものこおりまつざきむら
)
の鰹船が
焼津
(
やいづ
)
の沖で初鰹を釣り、
船梁
(
ふなばり
)
もたわむほどになって
相模灘
(
さがみなだ
)
を突っ走る。
八挺櫓
(
はっちょうろ
)
で飛ばしてくる江戸の
鰹買船
(
かつおかいぶね
)
に三崎の沖あたりで行きあうつもり。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
古来、堅田や
焼津
(
やいづ
)
には、叡山勢力下の船持ちがたくさんに部落していて“堅田湖族”などと世によばれていたし、同様な水辺部族は、湖南の
野洲
(
やす
)
川や
能登
(
のと
)
川口にもあまたいたものにちがいない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やいづ(焼津)の例文をもっと
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