“もんがまえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
門構100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云いつゝ二三町参りますとかたわらの林の処に小さい門構もんがまえうちに、ちらりと燈火あかりが見えましたから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
時に大原君よろこび給え。万事好都合で、好い時には好い事のあるものさ。君も知っているだろう、中川君の家の一軒置いた先に門構もんがまえ小綺麗こぎれいな家がある。あの家が今朝引越しさ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
と云って、犬を抱いたままおりて、そばの立派な門構もんがまえの家へ入って往ったが、一時間近くなって出て来ないので、運転手はしかたなしにその家へ往った。すると一人の老婦人が出て
白い小犬を抱いた女 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)