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『白い小犬を抱いた女』
ふりがな文庫
『
白い小犬を抱いた女
(
しろいこいぬをだいたおんな
)
』
某夜、某運転手が護国寺の墓地を通っていると、白い小犬を抱いた女が来て車を停めた。そこで運転手は女の云うままに逢初橋まで往くと、女が、 「ちょっと待っててね」 と云って、犬を抱いたままおりて、傍の立派な門構の家へ入って往ったが、一時間近くなっ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
逢初
(
あいそめ
)
傍
(
そば
)
家
(
うち
)
某夜
(
あるよ
)
門構
(
もんがまえ
)