“もとちか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元親66.7%
基近33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊臣秀吉、徳川家康、織田信長、毛利元就もとなり、北條早雲、北條氏康うぢやす、伊達政宗、武田信玄、小早川隆景、長曾我部元親もとちか蒲生氏郷がまふうぢさと
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
元親もとちかも、暗愚あんぐな将ではない。忠兵衛の智略や武辺のたしなみは、老臣中第一の者とは、よく知りぬいている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天正十二年には、秀吉は統一の功を急ぐために徳川家康と同盟し、一方では長曾我部元親もとちかを降して四国を平げ、上杉景勝かげかつと和して北国を定め、島津義久よしひさを討つて九州を従へた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
十二月二十五日、——伊達家では亀千代の家督の礼として、基近もとちかの太刀、棉五百、銀五百枚を将軍家に献上した。