“もくろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目録88.2%
木鹿5.9%
食單5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男はやはり小声で紋七と何か応対して、袱紗ふくさにつつんだ目録もくろく包みらしいものを渡すと、紋七はしきりに辞儀をして、かれを奥へ連れて行った。
半七捕物帳:38 人形使い (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
白象の鞍上高々と見えた木鹿もくろく大王は、たちまち手の蔕鐘ほぞがねを打ち鳴らして、まず前列の鑓隊やりたいを突っ込み、両軍乱れ合うと見るやさらに烈しく鐘を乱打した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孟獲夫妻は善を尽し美を尽して三日間の饗宴を続け、あらゆる媚態びたいと条件を附して、木鹿もくろくの歓心を得るに努めた。大王のご機嫌は斜めならず、ようやく着城四日目に
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夫人は食堂の長椅子に、はたと身をせ掛け、いたくうんじたるていにて、圓く肥えたる手もて頬を支へ、目を食單もくろくに注げり。「ブロデツトオ、チポレツタ、フアジヲロ」とか。