“めのたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眼球75.0%
眼顆25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一打いちダアスばかりの眼球めのたまの中を、仕切しきって、我身でお妙を遮るように、主税は真中へ立ったから、余り人目に立つので、こなたから進んで出て、声を掛けるのははばかって差控えた。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ところが面白いことには、仏教ではこの「根」をば、「扶塵根ぶじんこん」と「勝義根しょうぎこん」との二つに分けて説明しておるのです。たとえば、眼でいうならば、眼球めのたまは扶塵根で、視神経は勝義根です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
助役は眼顆めのたままるくして
厄払い (新字新仮名) / 徳田秋声(著)