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むろのつ
ふりがな文庫
“むろのつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
室津
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室津
(逆引き)
『てまえは、御母堂の乗っておられた便船へ、
室津
(
むろのつ
)
から同乗した者ですが、何ぞ御紛失物はありませぬか。御懐中のものでも』
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
九郎右衛門は渋りながら下関から舟に乗って、十二月十二日の朝播磨国
室津
(
むろのつ
)
に着いた。そしてその日のうちに姫路の城下
平
(
ひら
)
の
町
(
まち
)
の稲田屋に
這入
(
はい
)
った。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
筆者貫之朝臣の一行が土佐を出てより海上の
斎忌
(
タブー
)
厳しく慎みおりしに、日数経てやっと
室津
(
むろのつ
)
に着き
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
むろのつ(室津)の例文をもっと
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