“むじゃき”の漢字の書き方と例文
語句割合
無邪気100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無邪気むじゃきな農民から、糟谷さん糟谷さんともてはやされるのが、単調子たんちょうしひとよしの糟谷にはうれしかったからである。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
どうせ見透みすかされつくすのですから、なまじい夫に対する心のつくりかざりをせず、正直に無邪気むじゃきにともにくらすべし。
良人教育十四種 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
自分のいいだした言葉、しようとしていることを、まったく知らない無邪気むじゃきさかとみえるほど平気なものだった。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)