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みやくらく
ふりがな文庫
“みやくらく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
脈絡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脈絡
(逆引き)
ガラツ八の八五郎はいきなり飛び込んで來ると、きつかけも
脈絡
(
みやくらく
)
もなく、こんなことを言ふのでした。
銭形平次捕物控:129 お吉お雪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
もし集めた書籍であるとすれば、
其処
(
そこ
)
に何か全体に通ずる
脈絡
(
みやくらく
)
を
具
(
そな
)
へてゐなければならぬ。しかし僕の
架上
(
かじやう
)
の書籍は集まつた書籍である
証拠
(
しやうこ
)
に、
頗
(
すこぶ
)
る
糅然
(
じうぜん
)
紛然
(
ふんぜん
)
としてゐる。
蒐書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
白粉
(
おしろい
)
を塗つたの塗らないの、派手な舞臺衣裳を着たの、小汚い不斷着のまゝの、いろ/\の男女が六七人、吹溜りのやうに部屋の隅の、火のない火鉢を圍んで、
脈絡
(
みやくらく
)
も系統もないことを
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
脈絡
(
みやくらく
)
などと云ふものは薬にしたくもない。
蒐書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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