“みづら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
美豆良50.0%
耳鬘16.7%
見辛16.7%
角髪16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山水に青丹瓦あをにかはらぞ古りにける美豆良みづら唐子からこかばこのまへ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
前頭に留めた髮は、今日の南支那の婦人の前髮の如く、その儘に垂下し、兩側頭に留めた髮は、之を辮み綰げて、幾分わが古代の耳鬘みづらの如くして、その餘端を垂下したのである。
支那人弁髪の歴史 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
日の射して蛾のしきり飛ぶ夕つかた見辛みづらくし居り紅き真萩を
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
また、「母刀自ははとじも玉にもがもやいただきて角髪みづらの中にあへかまくも」(同・四三七七)というのもある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)