“みつよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
光世40.0%
光代40.0%
満代20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小宮山は切歯はがみをなして、我赤樫あかがしを割って八角に削りなし、鉄の輪十六をめたる棒を携え、彦四郎定宗ひこしろうさだむねの刀を帯びず、三池の伝太光世みつよ差添さしぞえ前半まえはん手挟たばさまずといえども、男子だ、しかも江戸ッ児だ
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かくして辰弥は布袋の名の三好善平みよしぜんぺいなることを知りぬ。娘は末の子の光代みつよとて、秘蔵のものなる由も事のついでに知りぬ。三好とは聞き及びたる資産家なり。よし。大いによし。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
それを、貴様はそののっぺりとした面で、御主人の一人娘、この満代みつよさんをうまくたらし込み、まんまと跡取り養子に入りこんだまでじゃないか。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)