“みぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
未然75.0%
未前25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしのまじないは未然みぜんに防ぐにとどまる。もうこうなっては、わたしの力の及ぶ限りでない。
世界怪談名作集:18 牡丹灯記 (新字新仮名) / 瞿佑(著)
門の内まで入れば、立ちどころに縄目をうけることを、彼もまた未然みぜんに覚っていたからである。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
如何にと云ふに金屋かなや至極しごくのぞむ所なりと兩人未前みぜん約束やくそく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)