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みずちょうし
ふりがな文庫
“みずちょうし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水調子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水調子
(逆引き)
閉切った障子の中には更に人の
気勢
(
けはい
)
もないらしいのに唯だ朗かに
河東節
(
かとうぶし
)
「
水調子
(
みずちょうし
)
」の一曲が
奏
(
かなで
)
られている。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
塀の中から、お綱であろう、周馬を待つ間の退屈しのぎに、探し出した三味線の糸をなおして、
薗八節
(
そのはちぶし
)
か
隆達
(
りゅうたつ
)
か、こッそりと爪で気まぐれな
水調子
(
みずちょうし
)
を
洩
(
も
)
らしている。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なあに、寝ちゃあいないよ。いい気持であの
水調子
(
みずちょうし
)
を聞き
惚
(
ほ
)
れていたのさ。……今
何刻
(
なんどき
)
だえ」
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水調子
(
みずちょうし
)
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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