“みさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
身様66.7%
身樣33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身様みさま、みやこに上られてから四百何十日のあいだにお文おかきあそばすひと時もなかったとは、よもやお身様も仰せられぬでございましょうに
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「しかしよくお尋ねなされました。お心のほどは誰人たれびとも銘じて忘れることはござりますまい。難波のことは難波のこと、お身様みさまは永くお仕合わせあるように。」
荻吹く歌 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
(お身樣みさまかツつたで、はて、病人びやうにんやまひれた……あがるのでや……)
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)