“まゆこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眉濃50.0%
繭子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やうやくその顔のあきらかに見ゆるひまを求めけるが、別に相対さしむかへる人ありて、髪は黒けれども真額まつかう瑩々てらてら禿げたるは、先に挨拶あいさつでし家扶の畔柳にて、今一人なるその人こそ、眉濃まゆこ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
拝啓、来る十一月十一日を期し、貴殿夫人繭子まゆこどのを誘拐ゆうかいいたすべく候間お渡し下されたく、万一それに応ぜざるときは貴殿は不愉快なる目にうべく候。右念のため。草々敬具。烏啼天狗生拝”