“まぼろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢で見たものまぼろしで感動したことが、強く残っていなければ神の像は描かれぬ如く、かつてある日の物の哀れというものが、自然に我手を役してその面影を再現させようとしたのが
まれにはまぼろしに見たと称する者が、だんだんと新たな信仰の形を作って行ったが、普通の場合には毎年の季節風物、その中でもこういう生物の自然の動作によって、端的に神の来格を推測していた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
数々のまぼろしを積み重ねたのも自然であった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)