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まへじぶん
ふりがな文庫
“まへじぶん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
前時分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前時分
(逆引き)
隣
(
となり
)
の
座敷
(
ざしき
)
では二人の
小娘
(
こむすめ
)
が声を
揃
(
そろ
)
へて、
嵯峨
(
さが
)
やお
室
(
むろ
)
の花ざかり。
長吉
(
ちやうきち
)
は首ばかり
頷付
(
うなづか
)
せてもぢ/\してゐる。お
糸
(
いと
)
が手紙を
寄越
(
よこ
)
したのは
一
(
いち
)
の
酉
(
とり
)
の
前時分
(
まへじぶん
)
であつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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