“まつせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
末世92.3%
松瀬7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……数百年まえの楠公なんこう父子が、われわれ如き末世まつせのやくざを、救うてくれたかと考えると不思議なここちに打たれます
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まずしうして良妻をおもい、時艱にして良相をおもう。徳川末世まつせ晁錯ちょうそたる水野越前守は、廃蟄はいちつ後、いまだ十箇月ならざるに、再び起って加判列の上席に坐しぬ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
十月一日、松瀬まつせ青々せいせい上京、発行所に入る。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)