“まごい”の漢字の書き方と例文
語句割合
真鯉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで一つのを目懸けて、沢山の緋鯉ひごい真鯉まごいがお互に押しのけながら飛びついてくるかのように。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
早出のを食はうとぬるい水にもんどり打つ池の真鯉まごい——なやましくろうたけき六月の夕だ。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
彼は泉石の間から端正な真鯉まごいおどり上るのを眼にしながら何をするでもなかった。
厨房日記 (新字新仮名) / 横光利一(著)