トップ
>
まきゑし
ふりがな文庫
“まきゑし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蒔繪師
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒔繪師
(逆引き)
刀自は壽阿彌の
姪
(
をひ
)
の事をも少し知つてゐる。姪は五郎作の妹の子であつた。しかし恨むらくは其名を逸した。刀自の記憶してゐるのは
蒔繪師
(
まきゑし
)
としての姪の號で、それはすゐさいであつたさうである。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
又
(
また
)
ひやりとした、
旗野
(
はたの
)
は、
名
(
な
)
を
禮吉
(
れいきち
)
と
云
(
い
)
ふ、
美術學校
(
びじゆつがくかう
)
出身
(
しゆつしん
)
の
蒔繪師
(
まきゑし
)
である。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
父と
幼
(
をさな
)
友達なのに、父が江戸一番の
蒔繪師
(
まきゑし
)
と言はれ、後の世まで名が殘るほどの仕事をして居るのを
嫉
(
ねた
)
み、自分はこんなに身上が出來て居るのに、長い/\間
企
(
たくら
)
らんで、父をひどい目に逢はせました
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まきゑし(蒔繪師)の例文をもっと
(5作品)
見る