“ぼんそう”の漢字の書き方と例文
語句割合
凡僧100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先年凡僧ぼんそうこゝに住職し此石を見ておそ出奔しゆつほんせしによく他国たこくにありて病死せしとぞ。おもふに此淵にれいありて天然てんねんしめすなるべし。
二十年も前に、秀吉の大器たいきをすでにぬき、十年も前に、信長の運命を云いあてていた恵瓊もまた決して決して世のつねの凡僧ぼんそうとはいえない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先年凡僧ぼんそうこゝに住職し此石を見ておそ出奔しゆつほんせしによく他国たこくにありて病死せしとぞ。おもふに此淵にれいありて天然てんねんしめすなるべし。