“ぼうふら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孑孑84.2%
孑孒10.5%
孑々5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふらふら孑孑ぼうふらのようだわね……あれから、上へ上へと見霽みはらしの丘になって、段々なぞえに上る処……ちょうどここと同じくらいな高さの処に、
さて、お盃。なかなか飲める。……柳町で悩まされた孑孑ぼうふらが酔いそうなものではなかった。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それからまたどの映画にも必ず根気よく実に根気よく繰返される退屈な立廻りが、どうも孑孒ぼうふらの群や蚊柱かばしらの運動を聨想させる。
雑記帳より(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
日本人が真に日本の土の中から生れ、日本の言語が全く独立に発生したと考えるのは、孑孒ぼうふらが水から発生すると考えるよりも一層非科学的である。
短歌の詩形 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「そうだ、船中の蓄え水には孑々ぼうふらがわいていた。これで腹の中の孑々も死ぬだろう。……だがまだ」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)