“ほき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ホキ
語句割合
簠簋66.7%
保己16.7%
歩騎16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝまで来れば、安倍晴明アベノハレアキラの作つたと言ふ偽書——併し江戸の初めには、既にあつた——「簠簋ほき内伝抄」によつて、葛の葉の話が、ちよつと目鼻がつき相に見える。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其六のはなは保己ほき一である。此年六十五歳であつた。茶山は群書類従の配附を受けてゐたと見える。阿部侯「御帰城の便に二三巻宛四五人へ御託し被下候はば慥に届可申候」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「こんどの歩騎ほき総指揮官は、河東の名将、呼延賛こえんさんの玄孫しゃくだ。左右両翼の将軍も名だたる人物。うかとはかかれん。そう先生には、まだご発言もないが」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)